カスタードクリーム ― 2009/01/26 22:20
自家製パンをこんがりと焼いて、カスタードクリームをたっぷりと載せて食べると、シュークリームも真っ青である!
<カスタードクリーム>
少年の頃、貧しかった我が家で最高のデザートは「クリーム」であった。
菓子屋の息子だった父が、家族そろってピクニックに出かける時などに張り切って作ってくれたものである。
小麦粉と砂糖と卵をこねてとろとろにした所へ牛乳を加えてダマにならないようにのばし、それをかきまわしながら加熱する。要するに、障子貼りやビラ貼りの時に作るでんぷんノリに砂糖と卵が入ったような代物である。これを食パンにたっぷりと塗って食べると実においしかった。
私自身に娘と息子が生まれたときに、この思い出をもとに、
何度も「クリーム」を作った。その頃、このクリームが「カスタードクリーム」と呼ばれているものらしいということがわかった。
何度も作っているうちに、オリジナルの父親のレシピではどうも小麦粉臭が強くてノリっぽいことに気がついて、徐々に贅沢な配合を工夫するようになった。そのかいあって、我が家の「クリーム」は今ではかなり洗練された味になったと自負している。市販品のシュークリームに入っているカスタードクリームなどは、添加されたヴァニラエッセンスなどの香りが強くていただけない。それよりも、卵と牛乳の香りだけで勝負する我が家のクリームのほうが安心できる味なのである。
さて、そのレシピを書いてくれという娘のリクエストなのであるが、
計量クッキングではない、目分量主義にために、定量的な記述ができない。そのうちに、目分量でベストの味が出た時に、計量しようと思うが、とりあえずは、目分量、手加減主義のレシピを書き留めておくことにしたい。
材料
1)卵3個
2)小麦粉
3)砂糖
4)牛乳
手順
1)卵3個をボールに割りいれ、砂糖大匙8杯(?)を加え、
ていねいにかき回す。泡たて器でかき回してもよいが、メレンゲを作る時のように立てるほどかき回さなくともよい。
2)小麦粉大匙1~1.5杯を加えて、さらにかき回す。
この段階の小麦粉の分量が重要。
多すぎると、加熱したときにこてこて硬くなってしまうし、少ないと固まらない。
3)ここへ牛乳500mL(?)を加えてゆるめていく。
小麦粉と牛乳の比率が出来上がりの固さを決定する。
もし加熱時に固くなりそうなら牛乳をさらに加えればよい。
しかし、こうなると硬さは調整できても、甘さや卵と牛乳のバランスが変化するから出来上がりは完ぺきではなくなる。
4)中火でナベ底をかきまわしながら加熱する。
鍋にふちから気泡が上がってくるようになったら、
焦げ付かないようにかき回しを入念に行う。
5)鍋の中心部からも気泡が上がってくるようになったら出来上がりである。
この時に、少しゆるめかなという仕上がりがベストである。冷えればかなり硬さが増すからである。
※?マークをつけた分量のところが、何ともあやしい。
実践的には、入れてみて、その固さや色合いで判断するのである。
そのうちに、計量化して数値を書き直したいと思う。
シュークリームに入れてもおいしいが、
カリッと焼いた薄切りの食パンにたっぷりと載せて食べるのがうまい。
<カスタードクリーム>
少年の頃、貧しかった我が家で最高のデザートは「クリーム」であった。
菓子屋の息子だった父が、家族そろってピクニックに出かける時などに張り切って作ってくれたものである。
小麦粉と砂糖と卵をこねてとろとろにした所へ牛乳を加えてダマにならないようにのばし、それをかきまわしながら加熱する。要するに、障子貼りやビラ貼りの時に作るでんぷんノリに砂糖と卵が入ったような代物である。これを食パンにたっぷりと塗って食べると実においしかった。
私自身に娘と息子が生まれたときに、この思い出をもとに、
何度も「クリーム」を作った。その頃、このクリームが「カスタードクリーム」と呼ばれているものらしいということがわかった。
何度も作っているうちに、オリジナルの父親のレシピではどうも小麦粉臭が強くてノリっぽいことに気がついて、徐々に贅沢な配合を工夫するようになった。そのかいあって、我が家の「クリーム」は今ではかなり洗練された味になったと自負している。市販品のシュークリームに入っているカスタードクリームなどは、添加されたヴァニラエッセンスなどの香りが強くていただけない。それよりも、卵と牛乳の香りだけで勝負する我が家のクリームのほうが安心できる味なのである。
さて、そのレシピを書いてくれという娘のリクエストなのであるが、
計量クッキングではない、目分量主義にために、定量的な記述ができない。そのうちに、目分量でベストの味が出た時に、計量しようと思うが、とりあえずは、目分量、手加減主義のレシピを書き留めておくことにしたい。
材料
1)卵3個
2)小麦粉
3)砂糖
4)牛乳
手順
1)卵3個をボールに割りいれ、砂糖大匙8杯(?)を加え、
ていねいにかき回す。泡たて器でかき回してもよいが、メレンゲを作る時のように立てるほどかき回さなくともよい。
2)小麦粉大匙1~1.5杯を加えて、さらにかき回す。
この段階の小麦粉の分量が重要。
多すぎると、加熱したときにこてこて硬くなってしまうし、少ないと固まらない。
3)ここへ牛乳500mL(?)を加えてゆるめていく。
小麦粉と牛乳の比率が出来上がりの固さを決定する。
もし加熱時に固くなりそうなら牛乳をさらに加えればよい。
しかし、こうなると硬さは調整できても、甘さや卵と牛乳のバランスが変化するから出来上がりは完ぺきではなくなる。
4)中火でナベ底をかきまわしながら加熱する。
鍋にふちから気泡が上がってくるようになったら、
焦げ付かないようにかき回しを入念に行う。
5)鍋の中心部からも気泡が上がってくるようになったら出来上がりである。
この時に、少しゆるめかなという仕上がりがベストである。冷えればかなり硬さが増すからである。
※?マークをつけた分量のところが、何ともあやしい。
実践的には、入れてみて、その固さや色合いで判断するのである。
そのうちに、計量化して数値を書き直したいと思う。
シュークリームに入れてもおいしいが、
カリッと焼いた薄切りの食パンにたっぷりと載せて食べるのがうまい。
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