緑亭通信

鴨川の河川敷にて～背景は越えてきた比叡山　


青春18きっぷを利用して琵琶湖西岸の坂本から比叡山を横断して京都駅まで歩くというプログラム、これで4回目になる。今年は名古屋大学医学部の大学院生4名を誘って、6人で歩いた。

メンバー:　名古屋大学医学部大学院生4名、大沼＆大沼
とき：　2017年4月1日（土）

コースタイム：
　名古屋駅6：50集合7：02発－9：30比叡山坂本駅9：40－10：10日吉神社大鳥居－11：10文殊堂－根本中堂－東塔－12：00大比叡（頂上890ｍ）12：05－12：15大駐車場・バス停（昼食）12：45－（雲母坂）－13：40修学院離宮登山口13：45－14：30出町柳－17：00京都駅17：21－20：00金山

若者は元気いっぱい


　早朝まで雨が残る微妙な天気だ。東海道線から見える山々はまだ真っ白。坂本駅から見上げた比叡山の山頂部も雪化粧している。４人の若者はなかなか元気で、足取りも軽い。
　根本中堂は工事中で、巨大なクレーンが動いていたが本堂の中に入ることが出来た。東塔から大比叡に向かう林の中では、昨夜の雪が融けてぽたぽた落ちてきた。頂上から大駐車場・バス停に向かう頃から日差しが出てきた。北方に真っ白な武奈ヶ岳が美しい。琵琶湖の眺めもなかなか良いが、伊吹山はまだ雲の中だった。
　雲母坂を下って修学院離宮に降りた。この道は、親鸞や法然が通り、叡山の荒法師たちが歩いた道でもある。期待していた高野川の堤防の桜並木は、まだ１本も開花していない。鴨川に合流しても、やっぱり未開花。出町柳の菓子舗「ふたば」の前は50人以上かという行列が並んでいたのでお目当ての巨大最中を断念。
　5条大橋を過ぎると、左岸に八重桜が現れて、3分咲き。なんとか花見ハイキングの面目を保った。
　快速電車で金山まで行き、駅ビルの韓国料理屋さんで打ち上げをして解散した。

根本中堂は工事中だった

三角点にて

このあたりは京都を一周する「京都トレール」になっているらしい