立山20192019/05/20 17:11

奥大日岳(雷鳥荘の玄関前から)~昨日の新雪はパウダーだった


 今年は雪が少なかったので、ゴールデンウィークは迷わず立山の雷鳥荘に予約した。しかし、3月下旬にドカンと雪が降り、昨年以上の積雪となった。
 
メンバー:大沼&大沼を含むブナの木スキークラブ12名
コースタイム: 
4/27(吹雪):名古屋(本郷駅)7:00-(名神、東海北陸道、北陸道)-11:45立山12:50-13:50室堂(2400m)6:00雷鳥荘(2380m)
4/28(晴れ):雷鳥荘(2380m)7:30-7:40雷鳥沢テント場(2270m)8:00-10:00一ノ越(2705m)10:30-(御山谷滑走)-10:40(2400m地点)10:50-12:00一ノ越(2705m)13:00-14:00雷鳥沢テント場(2270m)-15:00雷鳥荘(2380m)
4/29(晴れ):雷鳥荘(2380m)7:10-7:20雷鳥沢テント場7:30-10:00別山乗越(2770m)11:00-11:15剣沢小屋(2530m)11:30-12:50別山乗越(2770m)13:20-14:00雷鳥沢テント場14:30-15:00雷鳥荘(2380m)
4/30(曇り・小雨):雷鳥荘8:30-9:30室堂バスターミナル10:00-11:10立山11:30-(きときと寿司)-(東海北陸道)-名古屋

立山2019(2)2019/05/20 17:14

美女平は雪景色


 入山の日、立山ICを過ぎるころに雨が降り出し、やがてみぞれに変わった。立山ケーブルは雪景色の中を上がっていくので、台湾からの観光客が大喜びだった。美女平に着くと積雪が10センチ、バスが運行されるか心配になるほどだった。(昨日は雪のため運休だったとか)室堂バスターミナルのドアを開けると吹雪で視界も悪い。慎重に進んだが、ルートの確認に何度も手間取り、雷鳥荘まで2時間もかかってしまった。

立山2019(3)2019/05/20 17:19

雷鳥沢の全貌


翌朝は晴れ。テント場までの落差100mは上質のパウダーを楽しんだ。ボクとしては今シーズン最高の雪質だった。テント場でシールを貼って、一ノ越目指して沢底のいつもの尾根を進んだ。室堂から一ノ越へ向かうパーティーが沢山見える。今日は雪崩の危険が大ありの浄土山の山すそを通っている。しかも、最も危険な場所で休憩してるパーティーがいる。

立山2019(4)2019/05/20 17:22

一ノ越目指して、ここから登りはじめる


山崎カールとの分かれ道から雄山の中腹を斜上して一ノ越を目指す。雄山から落ちてきた雪崩のデブリの上を通過したが、堅い氷の塊が散らばっていた。こんなのに当たったらひとたまりもない。

立山2019(5)2019/05/20 17:27

太陽を中心として2重の虹が見えた、彩雲ではないようである


順調に一ノ越に着いて、本日入山の3人を待つ。彼等は室堂から直接に上がってきた。一番のケーブルに乗ったが、除雪のためにバスが1時間ほど動かなかったそうである。合流したところでパーティーを二つに分けた。雄山谷を強足組は2400m地点まで、遅足組は2550m地点まで滑って登り返した。朝のパウダースノーは重雪に変わっていて快適とは言い難かったが、この谷を滑るのは楽しい。