福島原発事故5 ― 2011/04/23 01:33
(無人機ドローンの映像)
<3月15日原子力資料情報室記者会見の紹介>
福島原発、大変なことになっています。
政府や電力会社の情報にはかなりのウソが入っています。
(もっとも、全部正直に公開すると首都圏はパニックになるでしょう。
彼らもそれを心配しているのです)
我々としては、正しい情報、あるいは、ウソまみれの情報の中から
正しい情報を見つけ出す力量が大切です。
すでにご存じの方も多いと思いますが、原子力資料情報室が2時間ごとくらいに会見
をして、細かい情報を流しています。
TVでは、このパニックを招いた下手人の一部である御用学者が無責任なことをしゃべ
り続けていますが、
市民側の専門家の見解を知ることが出来る貴重なサイトです。
東電会見とあまり違わないこともありますが(そりゃ、ほんとうに何が起ってるか見
てる人は今炉のなかで作業してくれてる人くらいでしょうから…)、私たち自身が判
断するためには、質疑応答も含めて分りやすいと思います。
★
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news
★
もうひとつ、あまり報道されていませんが、
以下のような危機も迫っているようです。
ご参考までに貼りつけておきます。
***************************
2011年3月14日 美浜の会
水素爆発で原子炉建屋が吹き飛んだ福島第一原発1号機では、最上部にある使用済
燃料貯蔵プールがむき出し状態になっている。そのプールでは、使用済燃料の冷却機
能が失われているという。3月14日付朝日新聞は、東電が「使用済み核燃料につい
て、過熱を防ぐ方法の検討を始めた」、「現場は放射線レベルが高く作業員が近づく
のも困難」と報じている。政府の緊急災害対策本部・原子力災害対策本部の資料(3
月13日付)でも、13日午後3時に「1号機に関し、使用済燃料プールの水の冷却
方法について調整中」と書かれている。
使用済燃料貯蔵プールでは、水を循環させて燃料を冷やす機構があるが、それが働
いていないという。そうなると、燃料棒内の放射能が出す熱によって冷却水は沸騰し
徐々に失われていく。燃料被覆管がむき出しになり高温になると被覆管材のジルコニ
ウムが発熱酸化反応を起こしてますます温度が高まり、それがさらに酸化を促すとい
う過程に入る。しかもその過程は燃料全体に急速に広がっていく。米国原子力規制委
員会の文献では、このような事象をジルコニウム・ファイア(火災)と呼んでいる。
そうなると、燃料被覆管はボロボロになり、燃料中の放射能からまずは揮発性のル
テニウムが、さらにセシウムなどが飛び出してくる。これらの放射能は青天井から自
由に飛び出し、風に乗って流れていき深刻な被害を住民に与える。このプールには燃
料50トン(1号機炉心の73%)分の放射能が現在蓄えられている。
同様の事態が、第一原発の3号機や2号機でも起こる可能性がある。そこには合計
約170トンの燃料が貯蔵されている。さらに、別の共用プールには1097トンが
貯蔵されている。合計では1号機の炉心にある燃料の29倍分もの放射能が存在して
おり、それら全体に危険が迫っている可能性がある。
使用済燃料貯蔵プールの冷却機能の実態がどうなっているのか、東電と政府は早急
に明らかにするべきである。
昨年来日した米国の市民団体Beyound Nuclearのケビン・キャンプス氏が、今回の事
故について、使用済燃料プールの沸騰の危険を指摘しています。
http://www.beyondnuclear.org/home/2011/3/12/fukushima-dai-ichi-unit-1-reacto
r-schematic.html
<3月15日原子力資料情報室記者会見の紹介>
福島原発、大変なことになっています。
政府や電力会社の情報にはかなりのウソが入っています。
(もっとも、全部正直に公開すると首都圏はパニックになるでしょう。
彼らもそれを心配しているのです)
我々としては、正しい情報、あるいは、ウソまみれの情報の中から
正しい情報を見つけ出す力量が大切です。
すでにご存じの方も多いと思いますが、原子力資料情報室が2時間ごとくらいに会見
をして、細かい情報を流しています。
TVでは、このパニックを招いた下手人の一部である御用学者が無責任なことをしゃべ
り続けていますが、
市民側の専門家の見解を知ることが出来る貴重なサイトです。
東電会見とあまり違わないこともありますが(そりゃ、ほんとうに何が起ってるか見
てる人は今炉のなかで作業してくれてる人くらいでしょうから…)、私たち自身が判
断するためには、質疑応答も含めて分りやすいと思います。
★
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news
★
もうひとつ、あまり報道されていませんが、
以下のような危機も迫っているようです。
ご参考までに貼りつけておきます。
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2011年3月14日 美浜の会
水素爆発で原子炉建屋が吹き飛んだ福島第一原発1号機では、最上部にある使用済
燃料貯蔵プールがむき出し状態になっている。そのプールでは、使用済燃料の冷却機
能が失われているという。3月14日付朝日新聞は、東電が「使用済み核燃料につい
て、過熱を防ぐ方法の検討を始めた」、「現場は放射線レベルが高く作業員が近づく
のも困難」と報じている。政府の緊急災害対策本部・原子力災害対策本部の資料(3
月13日付)でも、13日午後3時に「1号機に関し、使用済燃料プールの水の冷却
方法について調整中」と書かれている。
使用済燃料貯蔵プールでは、水を循環させて燃料を冷やす機構があるが、それが働
いていないという。そうなると、燃料棒内の放射能が出す熱によって冷却水は沸騰し
徐々に失われていく。燃料被覆管がむき出しになり高温になると被覆管材のジルコニ
ウムが発熱酸化反応を起こしてますます温度が高まり、それがさらに酸化を促すとい
う過程に入る。しかもその過程は燃料全体に急速に広がっていく。米国原子力規制委
員会の文献では、このような事象をジルコニウム・ファイア(火災)と呼んでいる。
そうなると、燃料被覆管はボロボロになり、燃料中の放射能からまずは揮発性のル
テニウムが、さらにセシウムなどが飛び出してくる。これらの放射能は青天井から自
由に飛び出し、風に乗って流れていき深刻な被害を住民に与える。このプールには燃
料50トン(1号機炉心の73%)分の放射能が現在蓄えられている。
同様の事態が、第一原発の3号機や2号機でも起こる可能性がある。そこには合計
約170トンの燃料が貯蔵されている。さらに、別の共用プールには1097トンが
貯蔵されている。合計では1号機の炉心にある燃料の29倍分もの放射能が存在して
おり、それら全体に危険が迫っている可能性がある。
使用済燃料貯蔵プールの冷却機能の実態がどうなっているのか、東電と政府は早急
に明らかにするべきである。
昨年来日した米国の市民団体Beyound Nuclearのケビン・キャンプス氏が、今回の事
故について、使用済燃料プールの沸騰の危険を指摘しています。
http://www.beyondnuclear.org/home/2011/3/12/fukushima-dai-ichi-unit-1-reacto
r-schematic.html
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