第6次エネルギー基本計画(案)パブコメ意見書2021/09/29 23:50

2)2030年の電源構成について(P105など)
再エネの目標は、既存の22-24%と比べれば、36-38%と増加したものの、これは既にドイツが2020年時点で達成した数値である。スペインの74%、ドイツや欧州連合の65%、米カリフォルニア州の60%などの目標と比べて低水準である。このため、原子力は20-22%、石炭火力は19%と、旧態依然の目標値が並ぶ。とりわけ原子力の20-22%は現行目標を維持した数字である(現状実績は6%)。現存する原発がフル稼働する計算になり、非現実的である。また、原発依存度を可能な限り低減するという政府方針にも反する(P7やP25の記述とも矛盾)。石炭火力を26%から19%にしたのは、2030年までにこれを全廃する先進国が多い中で、後ろ向きである。これでは2030年CO2削減目標として掲げた46%の実現は無理である。キメラ的支離滅裂とはまさにこのことなのである。

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