飯綱山20092009/02/23 14:00

飯綱山頂から高妻山
(高妻山は戸隠連峰の主峰であり、犬歯のようにピンと屹立した姿は実に美しく、また、この山域のどこからでも望まれ、重要な道しるべあるいはランドマークともなっている。)

ぶなの木スキークラブの恒例となった
戸隠スキー場をベースにした山スキー入門ツアー
今年の参加者は22名であった。
初日は、山スキー組が14名、残りはゲレンデ練習
2日目は、飯綱山登頂組13名、高デッキ登頂組3名、残りはゲレンデ練習であった。

主なコースタイム
2/20 名古屋20時集合ー午前1:00 戸隠・ペンション「アコールデ」
2/21 午前中はスキー場の圧雪されていない深雪を求めて転戦、
   午後は、瑪瑙山北面を滑走して大雪原、ここからニセデッキ山に登   り返す。
2/22 スキー場下端9:00-瑪瑙山9:30-9:50取り付き点10:00-11:00霊仙寺山と飯綱山の最低鞍部11:35-12:30飯綱山頂12:50-13:00飯綱神社13:30-14:30谷底14:50-15:50林道-16:00中社リフト乗り場16:15-越水ゲレンデ-16:50アコールデ17:30-22:00名古屋

飯綱山2009(2)2009/02/23 14:26

瑪瑙山から戸隠連峰

このスキー場の最高地点までリフトのご厄介になると、眼前には360度の大展望が開ける。戸隠連峰の最高峰・高妻山の勇姿、そこから視線を右に転ずると、黒姫山、焼山、火打山と頸城の名山が続く。左に転ずれば、戸隠西岳の峻険な岩稜の左手に白馬3山から鹿島槍へと続く後立山の名峰が林立している。

リフト終点から10mほど登ると、瑪瑙山北面のスタート地点である。
昨夜降り積もったふんわか雪が20センチほどある。まずは絶好のコンディションである。昨夜の名古屋からの高速道路は、風と雪で運転が大変だったが、そのご利益がこのフカフカ雪である。テレマークあり、アルペンありの多様な14名がそれぞれのシュプールを無垢の斜面に刻む。
コケても楽しい、みんなニコニコ顔である。

飯綱山2009(3)2009/02/23 14:39

飯綱山取り付き点から瑪瑙山北面を振り返る

少し迷ったが、飯綱山登頂ルートはいつものコースにした。霊仙寺山と飯綱山の最低鞍部を通るものである。この鞍部は霊仙寺山のすぐそばにあり、飯綱山までは4つほどの起伏を越えて縦走しなければならない。飯綱の頂上を目指すだけなら瑪瑙山からのダイレクト尾根をたどれば最短距離でいいのだが、なぜか味わい深い遠回りルートを選んでしまう。

瑪瑙山北面を滑り降りて大雪原に出たところで右手に進み、
沢の窪みを避けて飯綱側に渡り、霊仙寺山に一番近い沢を目指して緩斜面を滑る。沢の入り口が取り付き点である。ここでシールを貼る。

このコースは誰も歩いていない。沢底をはずさないように登っていくと、やがて無木立の斜面に出る。これを登れば最低鞍部である。今日はベストのライン取りで、ちょうど1時間で到着。

飯綱山2009(4)2009/02/23 14:53

飯綱山頂で記念写真

今年は雪が少ないような感じだったが、稜線の雪のつき方がよくて、実にスムーズに進み、飯綱山頂まで最低鞍部からちょうど1時間であった。頂上には、ダイレクト尾根から来た5人の山スキーパーティーが先着していた。まずは、お互いに記念写真のシャッターを押しっこした。

飯綱山2009(5)2009/02/23 14:57

瑪瑙山から飯綱山を望む
(左が飯綱山で、瑪瑙山からダイレクト尾根が続いている、右端が神社峰)