安達太良山(5)2009/02/19 11:50

頂上へいたる大斜面。

ガスの中に突っ込んだあたりから斜面は完全に凍っていた。
斜度がそれほどでもないのでなんとか登れるが、シールが空振りしてしまうほどのテロテロ状態となった。

なんとか山頂のオベリスク(乳首)の基部に達し、
凍った斜面にスキーを流さないように注意深くシールをはずして滑走開始。これが今シーズンのファーストターンだ。
テロテロの斜面にエッジが食いつかず、ザーッとスキーが流される。
やむなくエッジを立てるのを控えて、流されながら重心移動でターンする。カラカラカラと不愉快な音がガスの中で響き渡る。

ガスの下に出た頃で、五葉松の多い往路の尾根をとらず、
左手の沢底めがけて滑ってみた。そこは良かったのであるが、
沢底にも木が生えている。
右岸側の台地(五葉松平)をへつりながら滑ったが、やっぱり木が多すぎて快適とは言いがたい。
やがて、スキー場東端のゲレンデ上部に出たが、
雪不足のせいかリフトも止まっていて、コースは藪だらけ。
それでもかまわず下降していくと、ようやく整備されたゲレンデの途中に出た。

宿は岳温泉・「喜ら里」
分不相応の高級旅館(?)(ネット予約で9500円)だ。露天風呂も部屋も豪華!
料理は、見てくれは豪華だったが味はイマイチの印象だった。

明日は那須へ向かう。

那須連峰3本槍岳2009/02/19 12:11

中の大倉尾根取り付き付近のブナ林


2/11 岳温泉7:45-二本松-白河-9:20マウントジーンズスキー場9:40-9:50ゴンドラ終点(1415m)10:00-中の大倉尾根-前岳-清水平-12:50三本槍岳(1915m)13:00-14:30スキー場駐車場14:45-19:00西船橋

今日も上天気、しかし天気予報は午後からの低気圧接近を伝えている。宿の朝飯を30分早めてもらって出発。
高速道路を白河で降りて、県道伝いにスキー場に向かった。
眼前には那須連山がまぶしく輝いているが、目指す最高峰三本槍岳は前岳に隠れて見えない。

休日ということで駐車場は満杯。第3駐車場に誘導されて、シャトルバスでゴンドラ乗り場へ向かうことになった。

ゴンドラ終点でシールを貼って、平らな尾根を北に数百メートル進んだところから中の大倉尾根にとりついた。
太いブナ林の中の緩やかな尾根である。

那須連峰・三本槍岳(2)2009/02/19 12:24

左に茶臼岳

ブナ林が終わると、小潅木の尾根で見晴らしが良くなった。
左手には、夏にロープウェーが動く茶臼岳が見える。露岩が多くてとても滑れたものではなさそうだ。

那須連峰・三本槍岳(3)2009/02/19 12:32

剣が峰と朝日岳

那須の山の標高はいずれもどっこいどっこいだ。
最高峰・三本槍岳が1915.9m、茶臼岳1915.0m、朝日岳1895m、剣が峰1799mである。
ここから眺めると、剣が峰も朝日岳も山スキー向きではなさそうである。

那須連峰・三本槍岳(4)2009/02/19 12:37

前岳接近

このコース最大の登りである。
地図を見ると、このピーク((1880m)には名前がない。
前岳はこのピークの右肩(1702m)につけられた名前のようだ。
これを越えれば、裏側に清水平があり、目指す三本槍岳はその向こうにあるはずである。

しかし、斜面はどんどん硬くなっていく。
山アイゼンを持っていないので、前岳を越せるものかどうか・・・
前方に2名の先行者が見えるが、彼らはスキーを担いで正面の尾根筋を登っている。

その時、前岳の斜面を単独行のスキーヤーが滑り降りてくるのが見えた。なかなかの腕前で、あっという間に近づいてきた。
「こんにちは」と声かけしたついでに、上の様子を聞いてみると
なんんとかエッジが食いつくところがあるから、それをたどれば
頂上まで届くということであった。
前岳も正面の雪の少ない尾根筋でなく、右手の大斜面を目指してへつり上がる方が食いつく斜面があるということであった。