食品中放射能含有量自主基準2011/09/28 01:54

政府の暫定基準、ウクライナの基準、F-コープの自主基準、東海ネットの自主基準の比較と計算過程
(食品の分類と平均摂取量は、厚労省の食品群別摂取量を用いた。
毎年改定されているが、あえて米の摂取量が出ている1998年版の数値を用いた)


9月25日、ついに市民放射能測定センターの開所式が行われた
辺鄙な場所にもかかわらず、40人の参加者があり、
充実したスタートとなった。
ここで、500万円也のNaIシンチレーションスペクトロメーターのお披露目と、東海ネット 市民放射能測定センターとしての自主基準の
発表を行った。
日本政府の暫定基準はあまりにもひどすぎる。
チェルノブイリ原発事故で深刻な汚染がまだ続いているウクライナの基準と比較してほしい。

食品中放射能含有量自主基準(2)2011/09/28 02:07

自主基準計算結果


政府の暫定基準では、1年間にすさまじい被曝をしてしまう。
これは食品に含まれる放射性セシウムによる被曝だけしか計算されていない。
これ以外に測定もされていなければ、基準も設定されていない
ストロンチウム-90、さらにプルトニウムやウランなどの核種、さらには外部被曝が足し算されるのだからたまらない。

東海ネットの自主基準では、
なんとか天然の放射性核種による内部被曝(カリウム-40など)
年間0.4mSv程度で収まっている。
子供は大人の6分の1程度におさめた。

但し、この計算は内部被曝を重視していないICRPの係数で行っている。
政府の基準と比べるためである。
ICRPを批判するECRRの係数を用いれば、はるかに大きな数値になる。

この自主基準はたたき台である。多くの皆さんとの討論、検討を経て
改良、修正をしていく必要があると思っている。

市民放射能測定センター開所式2011/09/28 13:56

中日新聞9月26日朝刊記事

(記事中、ストロンチウムが測定できるというのは
誤りです。測定が難しく、政府や自治体からもなかなか
データが出てこない核種です。
ベータ線しか出さないのが難しさの原因です。
なんと、日本政府の基準もありません。
ウクライナではちゃんとあるのですが…)