トムラウシ夏山大量遭難(2)2009/07/19 16:13

今回の遭難パーティーのうち、
大量8名もの死者を出したアミューズとラベル社は老舗の
山岳ツアー会社である。
阪急トラベルや交通公社とは違う。
山岳部や山岳会あがりの人たちが興した会社のはずである。
そういう意味では、今回の事件は意外でもあった。

しかし、新聞で報道されているガイドの判断や挙動を見ると、
とても老舗の山岳ツアー会社とは思えないひどい対応である。
創設当時の志が商業主義で捻じ曲がった、
あるいは、会社が肥大化する中で山との付き合い方を
忘れてしまったとしか思えない。

新聞からは読み取れないが、
この時期、かなりのパーティーが同じ山域に入山していたはずである。
それらの多くは、無事に下山している。
そのまま先に進んだのか、あるいは、引きかえしたのか、
はたまた、避難小屋で停滞したのか、様々な判断があったであろうが、
これら無事に下山した人々の数と行動を知りたいものである。

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