釈迦ヶ岳2010(6)2010/12/01 14:05

木製階段・・・立派だが滑る

釈迦ヶ岳2010(6)2010/12/01 14:06

双つ岩


稜線間近になって道は右へトラヴァースを始めた。露岩の間を縫うようにアップダウンする。双つ岩はそうした露岩のひとつで、ローソク状の2本の岩が寄り添って立っている。やがて、大日岳の鋭い三角形が頭上にかぶさるように現れたところで道は稜線めがけて直上し、着いたところが太古の辻であった。大峰山系を南北に貫く縦走路・奥山駆けの要衝である。西高東低の気圧配置となって冷たい風が吹きつけてくる。ヤッケを着たり、耳が隠れる帽子やミトンを出して防寒対策をして出発。

釈迦ヶ岳2010(7)2010/12/01 14:08

太古の辻付近

釈迦ヶ岳2010(9)2010/12/01 14:10

シロヤシオツツジ群落


道は頭上の大日岳の西側を巻いて緩やかに続いている。あたりはシロヤシオツツジの大群落である。初夏に来れば素晴らしい花のプロムナードになることだろう。やがて深仙宿の避難小屋に到着。外観はトタン張りで立派とは言えないが、中に入ると囲炉裏があって清潔な小屋であった。早めの昼食にしようかという提案もあったが寒いので一気に頂上に向かうことにした。