飯豊連峰・石転び沢2013(3)2013/06/04 23:29

梅花皮荘の奥にある川入民宿の田んぼに映った逆さ梶川尾根


5/24 出発は金曜日の朝。前々回は夕方6時出発で、必死に走って夜中の12時(所要6時間)に飯豊山荘に入っている。これと比べれば余裕しゃくしゃくののんびり旅である。高速道路上からは、中央アルプス、南アルプス、北アルプス、妙高山や火打山を擁する頸城山塊などがまばゆく光っているのを見ることが出来た。北陸道に入るとのんびりとした日本海が美しい。新潟からなおも北上し荒川胎内ICで高速を降り、関川村の酒屋さんでアルコールを仕入れて県境を越え、山形県小国町で国道から外れて、長者が原へ。圧倒的な残雪をまとった飯豊連峰が眼前に迫ってくる。国民宿舎・梅花皮荘への分岐点に林道ゲートがあるのだが、なぜかそれが開いている。もしやの期待にほくそ笑みながら梅花皮荘のフロントに行くと、明日からゲートが開かれるという。ばんざ~い! すぐさま明朝の出発予定時間を5:00から6:00に変更した。
 梅花皮荘の浴室はなかなか豪華で、窓からの風景も素晴らしい。門内岳を経て北股岳に至る夏道がつく梶川尾根のゆったりとした稜線が夕陽でピンク色に染まって美しい。残雪が豊富で、どこでも滑れそうに見える。新緑とのコントラストが実に良い。この風景は食堂の窓からも見えて、山菜中心の素朴だが好感のもてる夕食と共に、なかなかのご馳走である。

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