蓼科山2009 ― 2009/08/25 00:06
女神湖から見る蓼科山
(女神茶屋ルートは、この写真の右側スカイラインのやや裏側である)
コースタイム:8/15(晴れ) 名古屋7:40-11:15女神茶屋(1730m)11:25-13:20蓼科山山頂(2530m)13:46-15:12女神茶屋
感想:
毎年お盆恒例の蓼科旅行が10年ほど続いている。東京からやってくる娘夫婦と子供たち、名古屋の息子夫婦と子供たちが一緒に合宿する。バーベキューをやったりボートに乗ったりというなんのこともない交流会である。見上げればいつも蓼科山が突っ立っている。そのうち登ってやろうと思いながらなかなか果たせずにいた。深田久弥は日本百名山にあげたが、南八ヶ岳の切り立った鋭鋒群と比べればどうってことのない山であり、さして登りたくなる山ではなかったことがこの山に足が向かなかった理由かもしれない。しかし、他の山々に登って遠くの山を見渡した時に、この山は結構目立つのである。八ヶ岳連峰の北端にぽこんとドンくさい頂をみせているのであるが、独立峰と言ってもいいくらい自己主張があることに最近気がついた。そこで今回は、娘や孫たちと合流する前に登っておこうということで名古屋を早立ちした。
今年の梅雨明けは遅れに遅れて8月になってしまった。その残り少ない夏の日の晴天日にあたったらしく、朝から上天気である。東名高速道路が地震で壊れて不通になっていることが効いているのか、そこそこに渋滞もあって蓼科山登山口到着は11時15分。白樺湖畔の宿に4時に集合なので、急いで出発した。
ダケカンバやミズナラの林の中を100mほど高度を上げると道は一旦平坦になった。やがて急登が始まり、高度差300mほど登ると再び平坦になった。まだ視界は開けないが、木の間越しに蓼科高原が見えてきた。道はよく整備されていて実に歩きやすい。さすがにポピュラーな蓼科高原であり、訪れるハイカーも多いのだろう。
再び急登が始まった。高度計の数値が気持ちよく上がっていく。やや空腹で目が回ってきたが休憩なしで登り続けた。頂上まで残りの落差150mほどのところで突然樹林帯が終わって、大きな石が積み重なった斜面を登ることになった。そしてまもなく頂上到着。頂上は思いがけなく広大な大石の広場である。直径は200mほどありそうである。三角点は東の端にあり、祠は広場の真ん中に立っている。あいにく雲が増えてきて遠望がきかないのが残念であった。浅間山から北アルプスが一望できるはずである。
頂上でようやく昼食を食べて下山開始。再び女神茶屋の登山口に降りて、白樺湖畔の宿に向かった。高度差がちょうど800m、手軽に気持ちよく登れる山であった。雪さえ多ければ山スキーの対象となりうるが、このあたりはなかなか降らないので難しいかもしれない。
(女神茶屋ルートは、この写真の右側スカイラインのやや裏側である)
コースタイム:8/15(晴れ) 名古屋7:40-11:15女神茶屋(1730m)11:25-13:20蓼科山山頂(2530m)13:46-15:12女神茶屋
感想:
毎年お盆恒例の蓼科旅行が10年ほど続いている。東京からやってくる娘夫婦と子供たち、名古屋の息子夫婦と子供たちが一緒に合宿する。バーベキューをやったりボートに乗ったりというなんのこともない交流会である。見上げればいつも蓼科山が突っ立っている。そのうち登ってやろうと思いながらなかなか果たせずにいた。深田久弥は日本百名山にあげたが、南八ヶ岳の切り立った鋭鋒群と比べればどうってことのない山であり、さして登りたくなる山ではなかったことがこの山に足が向かなかった理由かもしれない。しかし、他の山々に登って遠くの山を見渡した時に、この山は結構目立つのである。八ヶ岳連峰の北端にぽこんとドンくさい頂をみせているのであるが、独立峰と言ってもいいくらい自己主張があることに最近気がついた。そこで今回は、娘や孫たちと合流する前に登っておこうということで名古屋を早立ちした。
今年の梅雨明けは遅れに遅れて8月になってしまった。その残り少ない夏の日の晴天日にあたったらしく、朝から上天気である。東名高速道路が地震で壊れて不通になっていることが効いているのか、そこそこに渋滞もあって蓼科山登山口到着は11時15分。白樺湖畔の宿に4時に集合なので、急いで出発した。
ダケカンバやミズナラの林の中を100mほど高度を上げると道は一旦平坦になった。やがて急登が始まり、高度差300mほど登ると再び平坦になった。まだ視界は開けないが、木の間越しに蓼科高原が見えてきた。道はよく整備されていて実に歩きやすい。さすがにポピュラーな蓼科高原であり、訪れるハイカーも多いのだろう。
再び急登が始まった。高度計の数値が気持ちよく上がっていく。やや空腹で目が回ってきたが休憩なしで登り続けた。頂上まで残りの落差150mほどのところで突然樹林帯が終わって、大きな石が積み重なった斜面を登ることになった。そしてまもなく頂上到着。頂上は思いがけなく広大な大石の広場である。直径は200mほどありそうである。三角点は東の端にあり、祠は広場の真ん中に立っている。あいにく雲が増えてきて遠望がきかないのが残念であった。浅間山から北アルプスが一望できるはずである。
頂上でようやく昼食を食べて下山開始。再び女神茶屋の登山口に降りて、白樺湖畔の宿に向かった。高度差がちょうど800m、手軽に気持ちよく登れる山であった。雪さえ多ければ山スキーの対象となりうるが、このあたりはなかなか降らないので難しいかもしれない。
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