語り継ぐ戦争2020/05/10 18:22

朝日新聞名古屋本社版に連載の伊藤智章記者による「語り継ぐ戦争99回」に大沼ファミリーの戦後史が登場しました。
朝鮮動乱前夜に始まった、日本のレッドパージでは、共産党員及びその支持者という理由で、官民合わせて1万数千人が不当解雇されました。米ソ冷戦の開始とともに、アメリカで吹き荒れたマッカーシー上院議員提唱の赤狩りが日本にも及んだものです。
現在では知る人が少なくなっていますが、この国の民主主義の歴史において記憶するべき大きな汚点です。教科書にも記載されるべきだと思います。
アメリカの赤狩りでは、ハリウッドも例外ではなく、多くの映画監督や俳優たちも職を失いました。メキシコの鉱山争議を扱った映画「地の塩」は、そうした監督の一人がメキシコで出会った争議を題材とし、鉱山労働者とその妻たちが俳優として画面に登場しています。チャップリンもハリウッドを追われた俳優の一人です。

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