鳥海山(2236m)と飯豊連峰 2023 (2)2023/05/18 20:55

七つ滝避難小屋で最初の休憩
5/9 快晴 起床6:00-鳥海荘6:00-6:25祓川登山口(1160m)6:50-8:35七つ滝避難小屋(1570m)8:40-10:10大斜面の下端(1950m)10:30-12:00七高山頂上(2230m)13:00-14:30祓川(1160m)15:00-15:20鳥海荘15:30-湯沢-(国道13号)-新庄-(E13号)-山形―南陽-小国町-20:00梅花皮荘
  今日は移動日なので早立ち。朝食をキャンセルして、前日に用意してもらったおにぎりを食べて出発。祓川の駐車場はすでに半分ほど埋まっていた。連休明けでもこの山の人気が人を集めるらしい。隣の会津ナンバーの車の人と話す。うらやましいことにボクより10歳も若い68歳だという。ひざを痛めているので頂上まで届かないかもしれないというが、当方も体力の衰えが激しいので、どこまで行けるかわからない。ともかく、午後1時には引き返すつもりで出発した。
  時速200m(高度差)のペースを維持しながら進んだ。昨日までの雨は1000m以上では雪だったようで、黄砂で黄色くなった雪面の上に新雪が10センチほど積もっている。この時期の新雪はねばねばして滑りが悪く、ターンが難しいのが気がかりである。
七つ滝避難小屋(1570m)で最初の休憩(5分間)をとり、頂上を見上げる大斜面下端(1950m)で昼食を食べた。ここからちょうど1時間半で頂上到着。ゆっくりペースが幸いして足がつる気配はない。良かった 良かった! 会津の人はすでに着いていて、ち
 ょうど滑り始めるところであった。やっぱり10歳若いだけのことはある。
快晴無風が続いているが、日本海はややもやっていて飛島が確認できない。東南方向に月山が大きな山体を見せている。この山の存在感も半端ないものがある。湯殿山の急斜面は滑っているが、あこがれの肘折ルートをやり残しているのが残念である。
 滑走ラインは、大斜面の東端のブッシュの裏側を選んだ。大斜面のほうはすでに数々のシュプールが刻まれていて、スキー場のゲレンデに近くなっていたからである。ブッシュ帯の隙間から裏側に入ると、予想通りにシュプールが2本しか付いていない。ターンしてみると、新雪特有の粘り気がなく、少し浮遊感すら感じる雪質であった。最高! あっという間に大斜面下端まで滑ってしまった。その後も、踏み跡だらけのラインを避けつつ、そこから外れ過ぎないようにシュプールが付いていない斜面を狙いながらどんどん滑っていった。
 七つ滝避難小屋(1570m)を過ぎると雪はずいぶん柔らかくなってきたが難しい雪ではない。祓川口まであとすこしというところで、地元がセットしたポールにつられて無用な藪漕ぎをする羽目になって30分以上も時間をロスしてしまったが、これも愛嬌である。
 スキーをたたんで車に載せて、いざ出発。ここでロードマップを入れた手下げ袋を忘れたことに気がついて鳥海荘に寄ったらフロントに届いていた。それを回収して昨日の山菜買い出しで通った国道108号を湯沢まで下り、湯沢から国道13号に乗り換え、新庄を過ぎたあたりから高速13号に乗って一路南へ。このあたりから見る鳥海山もでかい。左手に船形連峰が見え、右手に葉山が見える。さらに下ると左手に蔵王が見えてきた。そのまま高速で山形を通過し、南陽で国道113号に入って西に進んだ。この日予約した国民宿舎・梅花皮荘は7時前に入らないと夕食が食べられないと言われて夕食だけキャンセルしていたので、どこかで夕食を食べなければならないのだが適当な食堂がない。そのまま飯豊町を過ぎて小国町に入ってしまう。やばい!このままでは非常食のインスタントラーメンを食べるしかない。そう覚悟した時、前方にコンビニがあり、なんとか弁当を手に入れた。

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