オバマへの手紙2010/10/29 00:20

2010年10月28日 朝日夕刊

CBD市民ネットワークがオバマ大統領宛に
生物多様性条約をアメリカも批准することを求めて手紙を出した。
外務省に気兼ねして、4か月ほど遅れたもので、
ほとんど期限切れ寸前だったが、なんとか手紙は送られた。
このことを、どうやってマスコミ発表するかが決まっていなかったが、
条約事務局から打診があり、
コンサーベーション・インターナショナル副代表である
俳優のハリソンフォードの記者会見の場で、
うまく披露出来て、この記事になった。

NGOブース2010/10/26 00:00

朝日新聞2010.10.25

熱田会場のNGOブースを紹介する記事が出た。
生命流域作業部会に参加していただいた15団体が
共同のスペースを持ち、
御嵩町町有林で我々が間伐したヒノキのテーブル4基
でワークショップ空間も作った。
21日はここで上関原発反対の講演会を1日中行った。

里山を破壊して強行されそうなトヨタテストコース問題では、
COP10支援実行委員会(名古屋市、愛知県、中部財界)などの
関係者から、非公式だったが
「過激すぎるタイトルだとして変更を求める打診」がくるという
出来事もあった。

王滝村の「水と緑のふるさと基金」と半田市(2)2010/09/26 12:49

半田市もたいしたものである。
かつては木曽川水源を飲んでいたが、
長良川河口堰が完成してからは、やや汚れた河口堰の水を飲まされている。前に市長の榊原さんは、水源の木曽川への転換を公約して当選したが、水資源機構と愛知県の頑迷なる厚い壁に阻まれて果たせなかった。
新市長も榊原さんという人であるが、前市長の志を継いで、
王滝村への寄付金を続けているようである。

知多半島には、「生命流域シンポ」で分科会を担当していただいた
東浦町議の神谷さん、常滑市の前市議・杉江さんなど、
木曽川水源への復帰を訴える方々がいるが、まだ半島全体の声になっていない。
まずい河口堰に水を飲まされていることへの不満・苦情は多い。
しかし、愛知県や国に対してモノ申すことに憶病なのである。
このようなことは、まさに、地方の時代と言われて久しいにもかかわらず、いまだに中央集権、上意下達の悪しき秩序が壊れていない、この国の深い病の実情を示しているのである。

この悪しき構造に、水問題を突破口として改革のメスを入れて行きたいものである。
それにしても、下流域都市圏最大の水消費者である名古屋市が、
全く何もしようとしていない現実、まずもって、このことに市民の関心を呼び寄せて行かなければならない。

王滝村の「水と緑のふるさと基金」と半田市(1)2010/09/26 12:38

信濃毎日新聞の山越記者から新聞が送られてきた。
王滝村の「水と緑のふるさと基金」に下流域自治体として唯一
寄付金を送り続ける半田市について深くてていねいな取材を重ねた成果が記事になったのである。
(大きな記事なので、上下に分けて貼ることにした)

山越さんとは、本年7月の「生命流域シンポジウムin王滝村」を
開催した時に、会場である名古屋市民おんたけ休暇村でお目にかかって以来である。
彼は、その時も信濃毎日に大きな記事を書いてくれた。
その後、上流域長野県の県紙としての信濃毎日新聞の記者として、
下流域の取材を重ね、このような記事にしていただいたことに
敬意を表したい。

生命流域シンポin王滝村の成功2010/09/21 23:19

シンポジウム参加者の集合写真


久しぶりのブログ更新である。
シンポジウムの準備、本番、そして報告書作成などの後処理、
そして、10月のCOP10本番のための準備作業、
全く息つく暇もない。
お陰で、山登りの方はさっぱり状態である。

その王滝村シンポの方は、
当初の計画通り、参加者数148名、
観光バス3台を連ねて、御岳山の中腹、
名古屋市民おんたけ休暇村で1泊2日のシンポジウムを行った。
160ページの報告書が出来てきたが、
予算関係で100冊しか刷れなかった。
希望者のために、CD版を制作するつもりである。