わが家のエネルギー白書 ― 2016/08/11 14:15
トムラウシ山(2141m)と藻岩山(531m) ― 2016/08/24 16:49
トムラウシ公園
(悪天候のためトビラに使えるトムラウシ山の写真がない)
札幌にある市民放射能測定所「はか~る・さっぽろ」設立4周年集会に招かれて北海道に出かけた。せっかく北海道まで飛んだのでもったいない、ということで仕事が終わってからトムラウシ山に向かった。北海道でまだ登っていない山を高い方から探すと、一番に出てきたのがこの山である。道内最高峰旭岳から大雪山系を南下して十勝連峰へとつながるジャンクションにあたるところに位置して、鋭く立ち上がっている。数年前の7月に、ツァー会社主催の中高年パーティーが悪天候で大量遭難を起こした山でもある。本来なら旭岳から南下縦走するのが良いのであるが、今回は東大雪のトムラウシ温泉からの日帰りにした。札幌在住の弟・謙三クンが同行してくれた。
(悪天候のためトビラに使えるトムラウシ山の写真がない)
札幌にある市民放射能測定所「はか~る・さっぽろ」設立4周年集会に招かれて北海道に出かけた。せっかく北海道まで飛んだのでもったいない、ということで仕事が終わってからトムラウシ山に向かった。北海道でまだ登っていない山を高い方から探すと、一番に出てきたのがこの山である。道内最高峰旭岳から大雪山系を南下して十勝連峰へとつながるジャンクションにあたるところに位置して、鋭く立ち上がっている。数年前の7月に、ツァー会社主催の中高年パーティーが悪天候で大量遭難を起こした山でもある。本来なら旭岳から南下縦走するのが良いのであるが、今回は東大雪のトムラウシ温泉からの日帰りにした。札幌在住の弟・謙三クンが同行してくれた。
トムラウシ山(2141m)と藻岩山(531m)(2) ― 2016/08/24 16:58
トムラウシ温泉東大雪荘
2016年7月18日~21日
コースタイム:
7/18(曇り時々雨) 札幌11:00-トマム-新得-16:30トムラウシ温泉{国民宿舎・東大雪荘}(短縮登山口下見~往復1時間)
7/19(雨) 停滞(散歩)
7/20(小雨のち曇り)起床3:00-出発(トムラウシ温泉)3:30-4:00短縮登山口(960m)4:10-温泉分岐(1015m)4:37-カムイ天上(1250m)5:22-下降開始点(1500m)6:40-7:00カムイサンケナイ川旧道分岐(1380m)(休憩)7:20-コマドリ分岐渡渉点(1420m)7:29-前トム平(1720m)8:41-テント場(縦走路1950m)9:32-10:20トムラウシ頂上(2141m)11:04-コマドリ分岐渡渉点13:10-登り返し点13:20-13:50(1500m地点・休憩)14:00-16:19短縮登山口(960m)17:00-21:00札幌
7/21(晴れ)藻岩山登山(観音寺口(30m)~山頂(531m)
2016年7月18日~21日
コースタイム:
7/18(曇り時々雨) 札幌11:00-トマム-新得-16:30トムラウシ温泉{国民宿舎・東大雪荘}(短縮登山口下見~往復1時間)
7/19(雨) 停滞(散歩)
7/20(小雨のち曇り)起床3:00-出発(トムラウシ温泉)3:30-4:00短縮登山口(960m)4:10-温泉分岐(1015m)4:37-カムイ天上(1250m)5:22-下降開始点(1500m)6:40-7:00カムイサンケナイ川旧道分岐(1380m)(休憩)7:20-コマドリ分岐渡渉点(1420m)7:29-前トム平(1720m)8:41-テント場(縦走路1950m)9:32-10:20トムラウシ頂上(2141m)11:04-コマドリ分岐渡渉点13:10-登り返し点13:20-13:50(1500m地点・休憩)14:00-16:19短縮登山口(960m)17:00-21:00札幌
7/21(晴れ)藻岩山登山(観音寺口(30m)~山頂(531m)
トムラウシ山(2141m)と藻岩山(531m)(3) ― 2016/08/24 17:00

短縮登山口(建物はバイオトイレである)
7/18 トムラウシ温泉に宿泊して19日に日帰りでトムラウシ山を往復するつもりで札幌を出発した。直線距離にするとそれほどでもないが、東大雪は遠い。途中高速道路を利用しても札幌から車で約5時間であった。短縮登山口の下見に行ったが、温泉から片道30分もかかった。登山口にはバイオトイレがあり、駐車スペースも30台程度が駐められる広さがある。ちょうど下山してきたパーティーが泥まみれになった登山靴の掃除をしていた。彼等は午前4時に出発して帰ってきたのが午後4時、ちょうど12時間かかったそうである。
国民宿舎・東大雪荘は思ったよりも立派で清潔な宿だった。重曹食塩泉で泉質は良好、風呂場も広くて立派である。夕食も宿賃の割には立派なものであった。宿泊を予約した時に登山目的であることを確認されたが、なんとチェックインの時に明朝分の朝食がおにぎりになっていて、それがすでに出来ているのを渡されてしまったのには驚いた。天気予報が雨なので明日は停滞にしようと思っていたのだが修正はきかない。
7/18 トムラウシ温泉に宿泊して19日に日帰りでトムラウシ山を往復するつもりで札幌を出発した。直線距離にするとそれほどでもないが、東大雪は遠い。途中高速道路を利用しても札幌から車で約5時間であった。短縮登山口の下見に行ったが、温泉から片道30分もかかった。登山口にはバイオトイレがあり、駐車スペースも30台程度が駐められる広さがある。ちょうど下山してきたパーティーが泥まみれになった登山靴の掃除をしていた。彼等は午前4時に出発して帰ってきたのが午後4時、ちょうど12時間かかったそうである。
国民宿舎・東大雪荘は思ったよりも立派で清潔な宿だった。重曹食塩泉で泉質は良好、風呂場も広くて立派である。夕食も宿賃の割には立派なものであった。宿泊を予約した時に登山目的であることを確認されたが、なんとチェックインの時に明朝分の朝食がおにぎりになっていて、それがすでに出来ているのを渡されてしまったのには驚いた。天気予報が雨なので明日は停滞にしようと思っていたのだが修正はきかない。
トムラウシ山(2141m)と藻岩山(531m)(4) ― 2016/08/24 17:03

道路で出会ったキタキツネ
(車が脇にとまっても動かない。食べ物が欲しいのだろうか…?)
夜になって、天気予報どおりに雨が降り出した。明日の停滞を決定。
7/19 ゆっくり起きて、昨日渡されたおにぎりを食べる。小さな梅干し入りおにぎりが2個と沢庵2切れというわびしい朝食である。露天風呂に長々と入り、館内視察。トムラウシ登山者の情報交換掲示板があり、コマドリ沢の雪渓がまだまだたくさん残っていることを知った。アイゼンもストックも持ってきていないが、「なしで登っている人もいた」という記述を見て安心。昼食は食堂で天ざるを食べた。新得町はソバの産地として有名らしい。
食後に散歩に出る。泉源の見学をしていたら、ずぶ濡れの登山者が降りてきた。旭岳から縦走してきて、昨夜は頂上直下のテント場に幕営したそうである。車道を新得の方に歩いてみたが、道端には大きなアキタフキが群生している。そのアキタフキがまとめて折られて、フキの繊維がどっさりと入った糞を確認。ヒグマはフキを食べるのだろうか?宿に帰ってからフロントで聞いてみると、クマの食跡に間違いないとニコニコしながら言う。このあたりには3頭のクマの生息が確認されているが別に事件になったことはないそうである。
雨は夕方まで降り続いてなかなかやまない。
(車が脇にとまっても動かない。食べ物が欲しいのだろうか…?)
夜になって、天気予報どおりに雨が降り出した。明日の停滞を決定。
7/19 ゆっくり起きて、昨日渡されたおにぎりを食べる。小さな梅干し入りおにぎりが2個と沢庵2切れというわびしい朝食である。露天風呂に長々と入り、館内視察。トムラウシ登山者の情報交換掲示板があり、コマドリ沢の雪渓がまだまだたくさん残っていることを知った。アイゼンもストックも持ってきていないが、「なしで登っている人もいた」という記述を見て安心。昼食は食堂で天ざるを食べた。新得町はソバの産地として有名らしい。
食後に散歩に出る。泉源の見学をしていたら、ずぶ濡れの登山者が降りてきた。旭岳から縦走してきて、昨夜は頂上直下のテント場に幕営したそうである。車道を新得の方に歩いてみたが、道端には大きなアキタフキが群生している。そのアキタフキがまとめて折られて、フキの繊維がどっさりと入った糞を確認。ヒグマはフキを食べるのだろうか?宿に帰ってからフロントで聞いてみると、クマの食跡に間違いないとニコニコしながら言う。このあたりには3頭のクマの生息が確認されているが別に事件になったことはないそうである。
雨は夕方まで降り続いてなかなかやまない。
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