キリマンジャロ登山の記録(11)2006/08/01 00:47

キリマンジャロ登頂に全員成功してニコニコ顔
(今日は笠雲が出ていない)

    <第10日 ホロンボハット~マラングゲート~ナカラホテル>

12/28(晴) 6:30起床-7:00朝食-出発8:46-9:44休憩-11:22マンダラハット(昼食)12:30-14:30マラングゲート-ナカラホテル
 
 今日も晴、キリマンジャロの頂がはっきりと見える。朝食のあとで、恒例のチップ贈呈式。若手二人が手渡し役をやってくれる。終わって記念撮影のあと、スタッフ全員でキリマンジャロの歌を歌ってくれた。懐がふくらんだからだろうか、彼らも実にうれしそう。
 マイケルとヤジデイーを話し相手に、ゆっくりと下山。タンザニアの若者達の知見の広さ、こちらの話に対する感度の良さ、アフリカやタンザニアに対する誇りは素晴らしい。途中で山岳ツアー大手のアルパインツアー社、アトラストレックなどのパーテイーと次々とすれ違った。「登れたんですか? 」の声が必ずかかる。「全員登れました。」「良かったですね~」のやりとりになる。あの時ギルマンズポイントで引き返していればもう少しややこしい会話になっただろう。頂上なんかどうでもいいやと思っていたが、まあ登れるにこしたことはなさそうである。ガイドとしてのアレックスのプライドに引きずられた感もあるが、まあ良しとしておこう。そういえば昨日も風の旅行社のパーテイーとすれ違った。日本を25日頃に出てくるのが普通らしい。さて彼らのうち何人が首尾よく登頂を果たすのであろうか。
 マンダラハットで昼食。午後2時半にマラングゲートにゴールイン。登頂証明書を貰ってパーテイー解散。我々の登録番号が9000番台の後半だったから、だいたい1年間に1万人近くがマラングルートで入山するらしい。そのうち登頂成功率は37%だという。日本人パーテイーならそんなに低い事はないかもしれないが、ダルエスサラームからやってきた学生達のように、50人以上でやってきて、ギルマンズポイントに登れたのが一人だけという例もあるわけで、37%もまんざら誇張ではなさそうである。ゲートから車でナカラホテルへ。なんてったって風呂が一番、まずはバスタブにつかる。極楽極楽。
 夜は、YちゃんとSくんの誕生日パーテイー。ホテルの支配人は肝っ玉お母さん風の堂々たるおばさん。登山の前に彼女に頼んであったケーキがちゃんと準備されていた。味はイマイチであったが、大きなデコレーションケーキであった。

キリマンジャロ登山2006/08/01 00:51

登頂を終えて、キボハットへ無事帰還

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チーフガイドのアレックス

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アシスタントガイドのマイケル

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Mr.ハクナマタータことアシスタントガイドのヤジディー