第3回木曽川流域圏シンポジウムの報告(7)2010/01/12 12:42

 日進市、豊明市、三好町などでつくる中部水道企業団が2001年から1トン1円の水道水源保全基金積み立てを開始し、毎年3000万円のお金を王滝村などの木曽郡木曽広域連合に送っている。東郷町議の山口洋子さんは、第2回木曽川流域圏シンポジウムで聞いた水源基金について東郷町議会で提案したそうである。この提案を聞いていた別の議員が中部水道企業団の議会で提案して水源基金実現の運びになったのである。さらに東郷町では、名古屋市・御岳市民休暇村に宿泊する町民に1泊2000円の補助金を出したり、王滝村に間伐枝打ちボランティアを送ったりしている。この市民休暇村は名古屋市の行政評価でCランクとされ、廃止すべき施設リストに載せられてしまっている。しかし、人口が1000人を切り、公債比率が夕張市を超えて日本一となって苦しむ王滝村にあって、市民休暇村が約100人を雇用しているという状況を考えれば、名古屋市の都合だけで簡単に廃止を決められるべきではない。名古屋市による水源林としての買取、あるいは、名古屋市との飛び地合併なども視野に入れた王滝村支援策が考えられるべきだろうという話も出た。(このあたりで川合ケンさんは、来年夏あたりに休暇村を舞台にしたコンサートを企画してはどうだろうかというアイデアがひらめいたそうである・・・懇親会でうかがった話)

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