緑亭通信

まだ雪の残る白草山頂



時：2017年4月21日（曇り）
メンバー：中川久子、大沼＆大沼

　今年も山登りは順調とは言えない。なかなか暇がないのである。ようやく行けたのが野沢温泉のスキー（2月11~12日）、戸隠（高デッキ山と黒姫3月3~5日）、比叡山（4月1日）である。野沢を数えずに、戸隠を2山として、今回の白草山でようやく4山目である。
　お誘いした中川久子さんは、「水源の森みたけ」で「なごや環境大学講座」を開催した時に、お連れ合いの時正さんとともに参加された方で、お二人とも大の山好きであった。昨年、時正さんが亡くなられて、お線香をあげにご自宅に伺った時に約束した山行が白草山だったのである。

ここから登山道が始まる　


午前8時、地下鉄・一社で待ち合わせて出発。中津川で高速を降りて裏木曾街道を走り、白草山登山口へ。登山口出発が10時半。天気は回復方向だとは言うものの、パレッとしない。林道歩きがちょうど30分。登山道に入ると急登が始まり、それが30分ほど続いた。やがて尾根に出て展望が良くなった。なんとまだ残雪がある。今年は雪が多かったのだ。
　この山はかつてヒノキ山だったはずであるが、今は一面の笹原になってしまっている。所々に往年のヒノキの切り株のようなものが残っている。箱岩山との分岐点から待望の御嶽山が見えるはずなのであるが、やっぱり雲の中。わずかに三笠山が見えるだけ。残念！
　頂上到着が12時半、ちょうど2時間である。ゆっくり昼食を食べているうちに雲が少しずつ切れてきて、御嶽の噴火口直下の残雪が見えてきたが、頂上までは見えなかった。1時半、頂上出発。登山口到着3時半。

登山道にも残雪

頂上にて～背景の御嶽は雲の中