涸沢音楽祭2012(5)2012/08/24 14:35

コルで後続を待ちながらカッパを着たが雷雨は収まらない。ここから見えるはずの槍ヶ岳も雨のカーテンに隠れている。ともかく尾根上はやばいので涸沢ヒュッテに向かって出発したが、今度は両足がつってしまった。他人がつるのは何度も見たことがあるが、登山行動中に自分がつったのは初めてである。ちょっと歩けそうにない。雨が激しく降り続いている。やれやれ困った・・・そこにあの魔法の薬が現れた。同行の大森さんが持っていたツムラ順天堂の「68番」(芍薬甘草湯)である。それをいただいて飲むと、数分後に回復、歩き始めてすぐに再びつったが、すぐに回復。以後はつることはなくなった。まさに魔法の薬である。(下山後に調べてみると、筋肉へのカルシウム供給を遮断し、カリウム排出を助長するのだそうである。数分で効果が出ると書いてあった。ただし、心臓病患者や利尿抑制剤を飲んでいる人には副作用があり、常用はいけないと書かれていた。)その後は、つりが治まり、雨も止んで槍ヶ岳が見えるようになって、順調に涸沢ヒュッテに入った。このコースは登山者が少なく、お花畑もあり、横尾本谷から槍ヶ岳が見える楽しいコースであることを改めて確認した。

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