立山2016(3)2016/05/23 14:22

浄土山

5/1 東海北陸自動車道の渋滞があって、立山駅まで5時間を要した。痛めた腰をかばって30年ほど前に作ったコルセットを巻いたが、それでも運転はなかなか大変だった。さて駐車場は空いているだろうかと心配しながら駅にいちばん近い駐車場をのぞいてみると、幸いにもガードマンが手招きして入れてくれて、すぐにスペースが見つかった。身支度する前にチケット売り場に行くと、10分後のケーブルに乗れるという。それでは準備が間に合わないので、30分後のチケットにしてもらった。板と荷物を背負って改札に行くとケーブルの職員が近寄ってきて、今年から荷物代がなくなったが、その代わりにスキーケースが必須条件になったのだという。ケースがない場合は、300円のビニール袋を買ってくれという。我々は二人だったが、2本が同時に入るので、二人で1枚買えばよいという親切な案内で、なんと袋に入れるところまで手伝ってくれた。
 美女平からバスで高度を上げていくと次第にガスが濃くなり、室堂ターミナルに着くと視界は10mほどしかない。標識と竹竿やロープをはずさないように、また、腰が不安なので絶対に転ばないように、ゆっくりとホワイトアウトの中を進んだ。みくりが池山荘の裏を回って下りかけると、携帯電話で何やらしゃべりながら立ち止まっているカップルに会った。聞けば雷鳥荘に向かったがルートに自信がなくて、途中で引き返してきたところだという。電話で話しているのは雷鳥荘のフロントで、迎えに来てほしいと頼んでいるところだったのだそうだ。我々も同じところへ行きますから一緒に行きましょうと彼らを先導して、雷鳥荘に向かった。
 床暖房が利いた部屋に荷物を置いて、早速風呂(天然温泉)に入り、夕食まで談話室の薪ストーブの横でゆったりと山の本を読む。雷鳥荘はまだがらがらで、夕食の食堂は半分程度しか埋まっていなかった。

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