定光寺から春日井3山(3)2015/11/03 23:24

道樹山頂


急な坂を10分ほど登ると、御嶽神社。数人の大工さんが修繕工事の最中だった。その裏側には、車が走れる道路が始まっている。高蔵寺ニュータウンの押沢台から上がってきているらしい。神社の横には、神主が住んでいるのかもしれない2階家まで建っていた。
その車道はすぐ終わって、自然歩道が再び始まる。里山林の尾根を進むが、展望は全くない。今日のような暑い日には、直射日光が当たらないから助かるが、鬱閉感が大きい。おまけに、出発以来小さな羽虫(ブユ?)が顔の周りを飛び回って感じが悪い。濡れタオルを頬かむり状にかぶって、上から帽子で押さえて刺される面積を少なくするが、耳には羽音の合唱がついて離れない。
途中でシャンシャンンとクマ避けの鈴を鳴らして駆け下りてくる若者とすれ違った。標高270mを過ぎて下り坂になったかと思ったら、外の原峠で、高蔵寺から多治見へ抜ける舗装道路に出た。この道路を横断して鉄の階段を上がると、急な登りが始まり標高390mまで登る。その途中で、今度は後ろからクマ避け鈴の音がして、さっきの若者が駆け上がってくる。追い越される時に声をかけたら、定光寺から内津峠の往復をやっていて、今は2周目に入ったところだという。道はやっぱり展望がきかない。やがて下りになって桧峠到着。ここも高蔵寺から多治見方面への車道がはしっている。この車道を多治見方面へしばらく登ると、再び鉄の階段があって、自然歩道が始まった。
すぐに急な登りが始まり、一気に高度を上げる。やがて3等三角点が道端にあって、しばらくすると道樹山頂(429m)だった。祠が建っている。50mほど下って再び登ると大谷山山頂。50mほど下降して再び登ると春日井3山の最高峰である弥勒山山頂(436m)である。なんとここにあの若者がいた。2回目の内津峠まで行ってから引き返してきたところだという。素晴らしい!すれ違った3地点での時間から概算すると、定光寺~内津峠(標準コースタイム片道4時間)を約3時間で往復していることになる。

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